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ロックなバックパッカーの日常
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スペクテイター〈29号〉 ホール・アース・カタログ〈前篇〉
スペクテイター〈29号〉 ホール・アース・カタログ〈前篇〉 (JUGEMレビュー »)

本関係者や読者から集めた自力で生きていくための道具を、自力で選ばせるホールアースカタログは、「インターネットが無かった時代のGoogle」と言われ伝説化。最終号に掲載された「Stay hungry, Stay foolish」のフレーズを引用したスティーブ・ジョブスをはじめ、今となっては大物となった人物も大勢このカタログに大層影響を受けていたとか。そんなカタログ気にならないわけない。と、この本で日本に及ぼした影響だとか実際に作った人のインタビュー(後編)とか読んでから、本物を渋谷の古本屋まで見に行ってしまった。英語びっしりだし今カタログから買い物もできないしで買わなかったけど、1万2千円なんて値も納得のいい貫禄だった。
良い物
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Songs & Portraits (JUGEMレビュー »)
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少し前から日本にもやってきはじめたイスラエルジャズ。4人ともどもイスラエルをはじめ、世界中で活躍する凄腕。ぜつみょーなジャズ&地元音楽のミクスチャーを実現しております。
良い物
まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)
まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書) (JUGEMレビュー »)
山井 教雄
ちびろっくのようなアホにもわかる、漫画で解説パレスチナ問題。ユダヤ人とパレスチナ人の子供、猫でお送りする。どちらの側に偏るではないバランス感を保ちつつ、最後は意外なクライマックスを迎え、じんわりこさせた。



【旅日記】【長文】西成の道端で飲んでたらこんなことになった〜ビフォア・サンセット 《大阪・西成編》
あっちあっちあっち!

カーテンの無い窓から顔にサンサンと日光直撃!朝6時!

そんな不快な感じで、西成の1日、スタートで〜す。


前回までのあらすじ》
大阪の友人達との宴の後、赤線地帯・飛田新地へ。
呼び込みのばあさんに罵られながらも、そのシンプルな仕事っぷりに感動をおぼえたちびろっく。
道端で酩酊状態のおっちゃんと絡みつつ、おそらく日本最低レベルのシングルルームに投宿。
そして朝を迎えた…。



夜行バスでやってきたトドマンと、ヒデ君の友達と合流して西成名物、朝市へ向かう。

東南アジアの高速道路の下んとこみたいな風景の中、人々は
東南アジアよろしく暇そうにぶらつき、
東南アジアよろしく将棋かなんかに群がり、
東南アジアよろしくチャリの車輪をかついで歩いている。


そしてピークを過ぎてけだるさ満点の朝市では、

東南アジアでおなじみの違法コピーDVD、鉄でできた何か、


リモコ

バラ売りして使えるものなのか甚だ謎なリモコン

などである。

※バンコクの旅行記ではありません。日本です。


ヒデ君から聞いてひっくり返りそうになった商品が、



オバQレースカー 20000円






昭和生まれのあなたならお気づきかと思いますが、明らかに、




これと間違っています。

加えて、間違いなくネットで商売なんかしてないくせに、現物を置かずして20000円という高値をつける売り方が前衛的すぎたのか、それ以降その店(というかつっ立ったオッサン)を見た者はいない。多分。


さ、酒盛りの時間です。
そう、消防署前の道端。


道ばた

疲弊しきって、歩行速度カタツムリ級のおじさんたちを見ていると、その昔ここで火炎瓶が飛び交ったとは想像もできない。
道行く人の大半は、野球帽をかぶりチャリに乗り、片手にチューハイ。
これが西成のスタンダード。立派な「モード」である。


飲み始めて早々に、会話に差し支えある程度に酔ったオッサンが一人、座り込む。
O崎と名乗る彼は、まず朝ごはんに買った豚足が食いたくないとのことで、我々に恵んでくれた。


豚足

買わなければよかったのでは?という愚問は胸に秘める。ここは西成。

しまいにはなぜかしわくちゃの1000円札をヒデ君に握らせて、酒を買ってくるように言ったと思いきや、戻る前に立ち去ろうとする。待てO崎!脊髄にボルト2本入ってるO崎、ちょっと楽しく会話したってだけで、豚足と1000円は受け取れないよ!

ギリギリで引き止めて、頼まれた安酒は無事に渡すことができた。


O崎と入れ替わりに、今度はパンチョ伊東みたいな顔したM岡さんからお声がかかる。

「ツイッターを始めてみたが、投稿しても返信が来ないのでやり方を知りたい」とのお悩み。
それは自身のポテンシャルの問題かという気もするが了承すると、じゃスマホ持ってくるから、と、M岡さんは一旦去った。

M岡さんと入れ替わりに、昨夜ちびろっくの爽健美茶を(断ってから)飲み干したイワちゃんがやって来た。
なぜかチャリのカゴにはまっちゃんが買ったばっかりの野球帽が…。
「それ、まっちゃんのでしょ」とツッコむと「もらった」

まっちゃん、なんで買ったんだよ…となんかさっきもこんな気持ちになったような気がするのは、そんな気がするだけであろう。

昨夜から一睡もしていないという。
ちゃんと寝ないとだめだよと気遣う声が上がると、

「意地だ」

夜通し飲みっぱなしでフラフラして、張る意地が一体どこにある。

イワちゃんはちびろっくの「メール番号」がほしいと言うので、使われず化石となっているアドレスを紙に書いて差し出した。
すると

「何だこりゃ」

お前がほしいと言ったんだろうが!!!!



そうこうしてたらM岡さんカムバック。なぜだかオレンジ色のアロハシャツ×骸骨ミッキーの短パンという、奇抜極まりないコーディネートで再登場。
彼は酒で相当やっちまった過去があるらしく、今は全くのシラフというから驚く。
シラフでこの街に住めるのは、オレンジのアロハに骸骨ミッキーを合わせる大胆さがなければいけない。


スマホ

Twitter状況を見ると、フォローしてるのは4人(しかもBot)、めったにつぶやかない。
たまにつぶやいてると思いきや、パセリBotに向かって「パセリなめんな!」と喧嘩を売っている。
パセリのその筋に向かってなめんなとは、さすが西成の人は違う。

Twitterの基本概念から、トドマンがわかりやすく説明する。
さすがコールセンター勤務。

M岡さんがTwitterで一体何がやりたいのかは、多分本人も含めてサッパリわからないが、M岡さんは一応すっきりしたらしい。
お礼にと、何とスーパードライと焼き鳥(しかも激安スーパー玉出ではなく定価のローソンの!)を我々全員に差し入れしてくれた!
発泡酒と缶チューハイが主流のこの街で、定価でビールを買うだなんてコンビニの人も驚いたのではなかろうか?とにかく心底ありがたくいただいた。


M岡さんと入れ替わりに、「100円くれ。チューハイ買うから」と、正直者の権化みたいのが割り込んできた。

「金はやれないけど酒なら」と1缶渡す。
おとなしく座り込み、「宝くじがあたったら、あんたら全員に、100万ずつすみやかに、あげます」と甚だ適当なホラを吹く。
その前にチューハイじゃなくて宝くじを買えよ。

なんとなく目の端では見えてはいたものの、そこのパチンコ屋前の定位置にて何度も立ちションをするおっさんがいる。縄張りか!
あえてヒデ君がそこでしてみる。
エベレスト前でも、バンコクの橋のたもとでも、この後姿を見たなあと思い出にひたる。

立ちション

トイレにするにはオープンすぎると思う。


宝くじのおっさんと入れ替わりに、今度は比較的身なりの良いおっさんが座る。
元不動産屋で、曰く「国立大学出で、周りがうらやむような理想的な家庭を博打で失った」とのこと。
今日は1年ぶりに掃除をしたそうで、だからか、外部の人間と見まごうような清潔感は。




「何歳に見えるか!」という、回答にすこぶる気を使う問いに「53歳」と回答したヒデ君が、発泡酒(500ml)を獲得。
その後も、74歳の女と一晩4回やって、「この人は一晩に4回やれる証明書」を書いてくれると言われたが、それに10万かかるとか何とか気持ちよさそうに話している。
あんたより74歳のお相手が凄い。

そこに、電話置く台をかついだおっさんが通りかかかる。
「それどっから持ってきたの?」の問いは無視して、「これは松坂慶子が使っていたやつで…」と20代にはわかりづらい嘘をつく。
立て付けが悪く閉じ切らない扉の中から多種多様な物が出てくる。
パックもビニールもまとわない生まれたままの姿ののり巻きが出てきた時には、その衛生観念の差にトドマンショック。




巨大なそろばんを地べたにガーとすべらせて、「このそろばんはそろばんとしての機能の他に移動手段として」などと多機能性を滔々と講釈するがどっからどう見ても至って普通のそろばんである。


その時。
左に転落エリート、右にガラクタ収集家を従えた宴は、通りすがりのおっさんが投げつけてきた10円玉2枚によって中断された。


「何何何何今の何????????」

おっさんは怒ってもなければ笑ってもおらず、それどころかこちらをチラリとも見ずに20円を喰らわせると、そのまま去っていった。
この1日で不測の事態には相当慣れたつもりだったが、この奇襲攻撃には一同騒然。
「銭投げ」ってゲームとかではやったことあるけども、まさか実生活で喰らうとは、ちびろっく夢にも見ていませんでした。


この息つく間もなく襲い掛かってくる数々のイベントに、対応しきれないが、とにかく、誰かが言ったように、「考えるな、感じろ」を徹底するしかない。脳みそが処理しきれなくて病気になる。


すでにUSJ10回分の充実感を味わったのに(行ったことはない)、午後から公園でプロレス観れるとのこと。
玉出で買ったと思われる、100円惣菜をそこらにとっ散らかして寝そべる酔っ払いらとともに、前代未聞のチープさ全開の試合を楽しむ。


プロレス

見てる人も変なら出てる人も変。

ま、酔っ払ってたし、色々とデタラメすぎてよく覚えてもないが、西成散歩のラストを飾るのには十分な下らなさだった。


あのインドを上回る空前の面白さで、我々の腹筋をぶっ壊してくれた西成、ありがとう。
同伴してくれたヒデ君たち、ありがとう。
そしてよそものに、気さくに話しかけてくれた酔っ払いたちおっさんたち、ありがとう。

(だいぶ)色々背負いながらも、義理に厚く、テキトーに、そして大体考えずに感じながら、その日暮らしをがんばっている気さくなおっさんたちをみたら、全く生気を感じられなかったあの街と、日本で唯一暴動が起きたあの街のイメージが全く覆りました。
また、時々、遊びに行かせて、もらえたら、嬉しいです。

※この後も引き続き、ぶらついてたヒデ君達は、「ぶっ殺すぞ!!」と怒鳴られたとのことなので、行く人はそれなりのリスクを覚悟して頂戴ね!


Twitterのやり方を伝授したM岡さん、その後、絶対ライブとか行ってないのに「レディガガなう」とつぶやいていた。
残念だが、今後も返信はこなそうである。




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| 【旅日記】日本 | comments(0) |
【旅日記】西成の道端で飲んでたらこんなことになった〜ビフォア・サンライズ 《大阪・西成編》
旅先で出会った人の地元を訪れ、別の旅人が旅人と旅人じゃない人を呼んで
こんなものを食うことになった、

という流れで見ると、人生てのは先が見えないから面白いのだと本当に思う。


コオロギ

一応言っておくが、これはコオロギの串揚げね。ゴキじゃないからね。
そして、ぱりぱりしておいしい。サソリも。

一緒に旅した人、こないだ会ったばかりの人、今日初めて会った人、
大阪ジャンジャン横丁飲み、楽しかったです。ありがとう。また飲みましょう。




しょっぱなシメ?

ではなく、

今回の関西旅行記はここから始まります。


ここのジャンジャン横丁から1本道をはさんだ向こうはそう、西成区
日本で唯一暴動が発生したことで有名で、ちびろっくが
かつて、ひとり怯えながら練り歩いた、西成区

飲みの後、最終的に残った関西地元の3人と、

禁断の飛田新地ナイトツアー

に出ることとなった。

前回は、見えない何かに押し戻された気がしたので、入り口で引き返した
飛田新地。ここがなにかと言いますと、こういうものです。
要は赤線地帯です。

さあ、酒の自販機がダイドードリンコレベルで並ぶ商店街をくぐって
向かおう赤線地帯へ!←ひとりじゃないからとっても気楽


鯉のぼり

初っ端出迎えてくれた、季節感あふれる鯉のぼり。
この街を行きかう人のみならず、鯉のぼりまでもが死んだ魚の目をして
垂れ下がる。
いや、いいのか生きてないし。どっちでもいいや、もう。


いらっしゃいませ

何に対してのいらっしゃいませか。


股間

もっと治すべきものはたくさんありそうなものだが、コカンかゆいあなた、
恥ずかしがらず小学生並みの正直さをもって、薬局にかけこもう。
「コカンかゆい!」と。


飛田

ほのぼのとしたアーケード街を左に折れると、ついに突入、飛田新地

通りの両側にずらりと並ぶ、「料亭」と嘘つく店はすべて開け放たれており、
微笑む姫+おばちゃんのコンビが玄関先で客を待つ。

撮影バレたら首根っこつかまれて組合に連れて行かれるので、勇気ある方が撮った
この動画で雰囲気を感じてください。




男3人が先に歩くと、おばちゃんが愛想振りまき、「寄ってきな〜」。
1歩下がってちびろっくが行くと、その笑顔がサッと消えて

「なんだよ女連れかよ」

舌打ちとともに、尋常でない露骨さで不快感を表明。
サーセン!冷やかしてサーセン!

おばちゃんの目は見ないようにしながら、碁盤の目状の通りをぐるぐる徘徊。

ピチピチヤングな通りを行けば、あらビックリ、

まばゆいほどに見目麗しいお姫様のオンパレード♥

露出多めのお水服、着物、メガネ、ジャンルは多彩だが姫自体のクオリティの
高さがハンパない。
20分15kだろうと、これだけのカワイさ保証がされてぼったくりもないとなれば
安いもんだよ、寄ってきなお兄さん!
ちびろっく、次回男に生まれたら迷わずここ来ます!

赤線とか遊郭とかいう響きから、荒くれた場末な光景を想像していたのに、
独自の秩序が保たれる中、その機能をストイックなまでに果たすこの街が、
なぜなのどうして、崇高な場所に見えてくるのはなぜなのどうして?

いささかキンチョーしながらの、遊郭散歩終了。
案内してくれた松浦氏が帰宅し、残った者は西成泊決定


実は残った2人は中国やインドタイを一緒に旅したヒデ君とみっきー。
まさか大阪のスラム街でまた宿を探して一緒にうろつき回るとは、変な縁だな。


東京だったら破格の、一泊2000円のバックパッカー宿すら「高い」とスルーし、
決めたのは1000円カラーテレビ付きのホテル・ダイヤモンド。




午前0時をまわろうとしているのに、受付周りには5、6人の小学生が
今どき「ポチ」と名付けられた犬とキャッキャはしゃいでいる。

話しかけると、恥ずかしがるでも訝しがるでもなく、淡々と受け答えする。
外部の人間のあしらい方をよく知ってるような印象。さすがだ。

「部屋ありますかあ」

と、受付の爺に聞く。

無事に2部屋空きがあったが、渡されたのは鍵ではなく、

「本日のあなたの部屋は723号室です」

と書かれた紙切れのみ。

鍵は、いらないのか。
ここに泊まる人間には失うものがないからなのか。

0時を過ぎたら止まる、というエレベーターに最後の仕事をしてもらい、
7階の自室へ。


部屋

ダイヤモンドって名づけた馬鹿野郎でてこい。


おめこ

ふと壁に目をやると、何かの暗号が殴り書きされている。
振り返ると、


オカマ

逆サイドの壁には更に別の暗号。


その他、「火水土」「月木金」等と、様々な暗号が記されていたが、
ことさらどうでもよくなってきたので、表に出ることにした。


外で飲もうということになり、買い出しに。
行く先はもちろん、

節電なぞどこ吹く風、24時間てんかん起こしそうな
ネオンギラギラのスーパー玉出


に決まってる。


安い

どういう手を使ったら、日本でこの価格で商品がご提供できるのか?
惣菜はほとんど100円、寿司6艦詰め合わせでも200円を切る勢い。
おかげさまでこの時間でも、フリーズしたかの勢いでお惣菜を超・吟味する
日雇い労働者の方が大勢お越しになる。


メタルインドカレー

ちびろっくの為に作られたとしか思えない、メタルとインドカレーの
マリアージュだが、まずそうなので普通にスルー


ビール等を買い込み、「こないだあそこで飲んでたんですけどね」と
ヒデ君に誘われたのは西成消防署の真ん前の路上
「ここなら大丈夫」と、根拠はよくわからないが自信ありげな彼を信じて
座り込んで二次会開始。

ここで出会った、コンちゃんと名乗るエキセントリックなおっちゃんの話を
聞いていると、早速酩酊状態のおっさんが、ライターを貸してくれと
話しかけてきた。


まっちゃん

そしてそのまま座り込んだおっさんは、まっちゃんと名乗った。
そこら辺の安宿に住んでて、最近は週1,2勤務。優雅なもんだ。

「そこの、ゆり、っていうバー、2号店まで、あるんでよ、一度行って、
金なくなったから帰って、また行った。1万8000円使った。」


あんた週1,2の労働で、何でそんな金もってんだよ!
と、もれなく全員でツッコむと、生活保護の恩恵だと言う。素晴らしき生活保護!
バーのママにつぎ込めるほどの金をやる必要があるのかとか、そういうこと
じゃなしに、まっちゃんが、まっちゃんらしく生きるために必要な金なのだと解釈。

「ゴミは持って帰れよ!」

と、自警団と思しきおっさんがサラッとチャリで通りかかったと思ったら、
今度はまっちゃんの友達のイワちゃんがまたもチャリで乗り付けてきた。

※この後やってくるおっさん達の9割はチャリに乗ってくるので、今後は
いちいち言わないことにする。


まっちゃんほどでないものの、やっぱり酔いどれイワちゃんは、ちびろっくの
買ったばかりの爽健美茶を見て、「それ飲んでいいか」と。
玉出で異様に安かったので差し出すと、気持ち良いほど遠慮なしに飲み干し、
開口一番

「飲む前にちゃんと断ったから、いいんだよ」

いいんだよ、っていいけど別に誰も責めてないのに何その弁解!

まっちゃんは繰り返しゆりのママの話をしながら、ちょいちょい
刺激的なエピソードをはさんでくる。

「こないだよ、女、部屋に連れ込んでよ、後ろから舐めた。でも勃たなかったんやけど、朝になったらやっと勃ってよ。」

「それ朝勃ちじゃね?」



という、アラサーとアラシックスティーの会話とは信じがたい、低レベルな
会話が延々と続く中、消防署の方々は、通常の消防署にはないような
鉄門と頑丈なシャッターを都度都度開け閉めしてひっきりなしに
出動されていた。

お仕事ご苦労様です!


買ったばっかりのタイガースキャップをくれるというまっちゃんをたしなめ、
明日の西成朝市に寝坊しないよう、引き上げることに。


言われたとおり本当にエレベーターが動かなかったので、酔っ払ってんのに
7階まで階段をのぼり、なんとなく布団を広げたくなかったので、たたまれた
状態の布団に腕組みしたまま寝転んだ。

こんなおどろおどろしい部屋で寝られるかという当初の不安をよそに、
ものの1分で気絶し、西成の夜は更けていった。


笑撃の西成・朝市編に続く。


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| 【旅日記】日本 | comments(0) |
【旅日記】再びサボテンと対峙、なぜか爆笑の家族旅行《静岡・伊東編》
ハーイエヴィバディ。
春が来ましたね。

サバサバしてオープンな外資っぽい環境の中、
バイリンガルらしからぬのんびり穏やかな方々に囲まれ、
とち狂った客に翻弄されることもなく、
ガンダムカフェ・戦国武将メイドカフェ(予定)でのランチを楽しみ、



つまりとっても楽しいOL生活をおくっております。


膨大な数字データと英文にまみれ、仕事はこれからガンガンヘビーに
なってまいりますが、環境が良ければ苦ではない。
まだ1ヶ月も経っておりませんけども、既にマイペースにやらせて
いただいております。
またもいい職場に恵まれ幸せです。
※何度も言うけどメイドの格好はしておりません。

幸先の良いそんな春ですけどもね、

まあ、また1ヶ月くらい前の話なんですけどもね、

パパ&ママ、弟、トドマン(旦那)と伊東へ家族旅行に行くことになりました。

伊東はちびろっく幼き頃、パパの会社の保養所があったのでしばしば
訪れていて、旅先でもやっぱり入り浸ったTVゲーム室や、
妖怪の如くグロい姿に恐れおののいたサボテン@シャボテン公園等、
思い出つまった場所。

WEB上では桜まつりとかなんとか盛り上がってるから、結構な混雑を
予想してたにもかかわらず、熱海から伊東への電車はなんかガラガラ。

車窓から見える椰子の木と、ふた昔前には最盛期を迎えていたであろう、
うら寂しく佇むリゾートホテルがなんでか旅情をかきたてる。


同じ電車に乗ってた秋山家と合流。
20数年経った今も皆元気で会えるのは幸せなことです。
喫茶店好きな一家なので、お茶でもしつつ宿に向かうことに。

我々のお気に入りであった、商店街入り口にあるパン屋さんは
変わらずそこにあった。
雑誌に載った記事が店頭に貼り出されるほど人気らしい。

が、安心したのはそこまでで、その先に続く商店街は先細り状態、
オンシーズンの土日にあるまじき通行人の数…。


商店街

かつて両親が愛した、喫茶店・茜やは残念ながら跡形もなかったが、
この流れを見れば納得。
むしろこの状態で開いてる店のほうがすげえ根性だよ!

さて、商店街としてまったく機能していないこの通りに、奇跡的に
光を灯していた喫茶店があったので、しばしおしゃべりした後、
すぐそばにある、予約した宿へ。


「こ、これだよね」




宿の看板がついているからかろうじて宿だとわかるが、
なかったら、うらぶれた民家。

中に入り、玄関から完全死角の位置にある受付を見つけるまでに
数分を要す。

予約した村上です、と白髪の美しいおばあちゃん女将に申し出ると、
とても歓迎してくれている様子だが、ひどいしゃがれ声でまったく何を
言ってるか聞き取れない。

日本なのに。

ご飯とお風呂の時間の二大要点のみ確認できたところで、部屋へ。

チーム村上とチーム秋山の二手に分かれ、きしむ階段を上る。
線香臭いおばあちゃんちみたいな匂いがする。
想像を絶する奥行きの長さで、チーム秋山、自室を見つけるまでに
しばらく彷徨うことに。


奥に長く長く続く廊下の途中に


中二階

むかしの下宿部屋のような階上の部屋が気になりすぎた弟が、勇気を
ふりしぼって開けてみたところ、従業員部屋のような風情だったとのこと。
からくり忍者屋敷か…。

古いのはいい。
古いのはいいとして、


ガムテ

見た目じゃない。
何事も見た目ではない。
大事なのは気持ちだ。気持ち。直そうという気持ち。




完璧な人間がいないように、完璧な建物だってないんだ。多分。

次から次へと発見されるツッコミどころに、家族ぐるみで抱腹絶倒。

そして夕食。

鯛の煮付けとか、お刺身とか、なかなか美味しくいただけ満足だったが、
こぢんまりとした我が分隊には




宴会場



あまりにも広すぎやしないか宴会場が。


一応説明しておくが、他の宿泊客がいるにはいるが、皆自室で
お食事をしていたため、二部屋にわたる我々のみがここで食べる
ことになったということなんだが、あまりにも。広大すぎて。

いくらなんでも両親との旅行もバックパッカー的な宿にするつもりは
毛頭なかったが、従業員の方々も親切で仕事は迅速丁寧だし、
何よりも腹抱えて笑えたということで、結果、正解。

ま、どおりでやたら安いなとは思ってたんだけどさ。



翌日。

かつてちびろっくをサボテン嫌いにさせた、シャボテン公園。
大人になって色々経験した今、きっと新しい気持ちでサボテンを見ることができる。
と信じての再訪。


サボ


サボ



やっぱり気持ち悪い。



だがここ伊豆シャボテン公園には、サボテンだけではなく動物園並に
いろんなものが住んでいる。


チンパン

大勢が見守る中で脱糞、そのままそれを食べ、究極のエコ精神を
見せつけてきたチンパンジー。


カンガ

多忙な毎日。仕事を終えて、ふと、このままでいいのだろうか、と
充実していたはずの生き方に疑問を感じることもある。
オーストラリアから来た人気者の意外な一面。


ラマ

ええと、なんというか…すごい残念です。


ぐったり

やる気も体力もガンゼロ。
かつてその特異な空気に危険を感じ、逃げるようにして脱出した
「那須どうぶつ王国」への旅を思い出し、寒気がする。


サボテンの印象が良くなることはなかったが、園内にただよう程よい
脱力感が意外とツボに入る。
シャボテン公園、ちびろっく的珍スポットの仲間入りおめでとう。

そういや桜まつりのタイミングに合わせて来たのに、桜見てない!と
気づいたのは帰りのバスの中…。
もう遅いかとあきらめかけたあたりで、バスは桜並木の坂道に突入。

「降車!」と分隊に声をかけ、すみやかにバスを降りると


桜

満開の桜。

最後に、みんなでお花見できてよかったね。


目新しい場所にも行かず、豪華なこともしなかったけど、
よく歩きよく食べよく笑い、愉快な2日間。
チーム秋山からも満足の声。よかったよかった。


シャレがわかる家族であれば、いっそのことこんな感じの
脱力な旅にすることをオススメします。キレられたら、





こういう顔して流しとけ。
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| 【旅日記】日本 | comments(3) |
【旅日記】ウッカリ身投げ必至!目指せ東尋坊の旅 vol.2《福井・東尋坊編》
えーと、

今は4月も半ばすぎましたけども。

12月に金沢と福井行った日記書いてもいいですか?

書いてもいいも何もあたしのブログだからね?わかってる?

とか逆に逆ギレしてみたりとかそんな茶番はそこそこに、
前回の続き、怒涛のクライマックスはじめます。


「北陸は日本酒」

という勝手な理由付けで、とうとう日本酒デビューを果たした翌日。
普通に厳冬な気温の中、ハツラツとしたナマ足北陸ギャルをじろじろ眺めて
金沢出発。福井へGO。

福井に向かう途中に、「ユートピア加賀の郷」という、名前つけた時点で
すでにカルト狙いな観光施設の廃墟があるとのこと。

青春18きっぷは乗り降り自由なので、寄っていくつもりだったのだが、
想像以上に乗り継ぎで時間がとられることが判明し、断腸の思いで
あきらめた。

見るものを縮み上がらせるほどに巨大な観音様が電車から見えるというので、
冷たすぎるすきま風を喰らいながら車窓に張り付くこと十数分。

なんか見えてきたなんか見えてきた。




こないだのタイの超巨大仏像を見た後では、ハッキリ言って何の感動も驚きも
ないが、普通の街なかに存在するとなると確かに異様ではある。

詳細はこの方の訪問記を。
リベンジのために再度ここまで来る気はない。子連れ観音様、達者でな。

車窓からぼんやり外を眺める。
朝は雲ひとつない青を見せていたお空は、今では一変してどんより、
かと思えば猛吹雪。
この土地で平静を保って生活していけている人を、心から尊敬します。


電車とバスを乗り継ぎ、さあ到着いたしましたこの旅の真の目的地、

(自殺の名所)東・尋・坊!


しなびたお土産物屋をひやかしてから岬の方へ向かうと、




観光地にありがちすぎるタワーが見えてきます。
素通りします。


岬までの道のりに並びますのは、

お土産物屋・ご飯屋・お土産物屋・お土産物屋・猫田係長屋




たったの1050円で楽しい日々を送ろう!


と、言いたいようなんだが、その前にひとつだけ聞いてもいいか。




これは誰なんだ。




ググってみれば、確かに天下のAmazonさんにも売っている

しかし買った人の評価は微妙だ。
つか買わなくてもわかりそうなもんだが、この係長では絶対に
楽しい日々は保証されない。言い切る。
なぜこの店はここ東尋坊で、猫田係長のみを販売するという博打に出たのか、
それを聞きたかったのに店の人がいない

仕方ない、係長のことは忘れて岬へ…。




景色が開けたとたん、ヒャダイン級の突風を食らい、ただちに帰りたくなる。
33年間生きてきて(当時33歳でしたから)こんな冷たい思いをしたのは
初めてッス!!




カラオケビデオとか日テレとかで見たことある!

つか、

ヒャダインに煽られて、凍るか落ちるか、時間の問題!!

自殺の名所というよりも、正しくは


自殺しようとしに来てみたものの、途方も無い自然の力に
恐れおののき、自殺する気もなくなっちゃったけど
風に煽られてウッカリ落ちちゃった



のがほとんどのケースと推測します。

声が聞こえないまでに吹きつける、凍てつく風、
絶え間なく、乱暴に打ち付ける高い高い波、
気持ち良いまでにそのままに、柵もガードレールもない絶壁。

何だってこんな辛い思いしにここまで来たんだろう。




おじさんが、「わー!」とはしゃぎながら足場の悪いところを駆け抜ける。
だいぶテンション上げてんなーと思いきや、風に走らされてるのだ。

何だってこんな辛い思いを…しかし、ここに来るのは夏ではダメなのだ。
この厳しさを味わうには冬でないとダメなのだ。
なぜ厳しさを味わうのか、とか言い始めると、こんな所まで来た我々が
かわいそうだから、そういうことは言いっこなしYO!


下界(福井駅周辺)では、人々はすっかりクリスマスに浮かれ…




てもおらず、誰もいない商店街に、往年のクリスマスソングが
いつまでも響いていた。




そんな人っ子ひとりいない商店街で見つけた、明らかに初っ端
「う」の時点でバランスを崩しているこの貼り紙に呼ばれて
居酒屋へ入る。

カウンターでくだを巻いて、店主に軽くウザがられていたおっさんに
アレコレと聞かれるが、全く聞き取りが出来ないので試しにiPhoneで録音。
語学学習の如く、繰り返し流してみるものの、最後まで聞き取りが
できなかった。

ので、会話は軽く流した。


そうして、クリスマスソングがガンガン鳴っているのにも関わらず、
なぜだかクリスマスであることを全っ然感じさせない夜の福井。
これが無信仰者であふれた日本の、12月24日のあるべき姿だと、
わたしは思う。そんなもんだと。


こんなに整然とした日本という国にも、まだまだシュールな珍スポットは
ゴロゴロありそうです。
珍スポットご存知の方、タレコミ待ってます。

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| 【旅日記】日本 | comments(0) |
【旅日記】ウッカリ身投げ必至!目指せ東尋坊の旅 vol.1《石川・金沢編》
「鉄男さんと、鉄子さんですか?」

北陸本線で乗り合わせた人のよさげなおじさんは、荒れ狂った海が
見えるたびに写真を撮りに立ち上がり忙しい。

それなのになぜ山側の席に座ってるのだと不思議に思ってると、
唐突に冒頭の問いを投げかけられた。

回答としては、否、だが、鈍行列車のノンビリ旅の良さを
知ってしまった以上、今後そうなる可能性は否定できない。

青春18きっぷをもらったもので〜、と答えると、あ、ぼくもです、とのこと。

「せっかくの3連休なのに!」と奥さんにキーキー言われながらも、
なんとか家を出たというこんなおじさんでも使えるのに、青春18きっぷ。
いついつまでも青春気分でいいんだよ、と言われてるような、
安心感を覚えるこのネーミング、考えた人天才だね!


【ことのはじまり】
結婚祝いとして、近所の友達からいただいたピンクのラブリーな
包みをあけると、その包みからは誰も想像しえない、分厚い
列車時刻表が。更に時刻表をひらくと、なんと!

青春18きっぷがあらわれた!




...ということで、時刻表を眺めながら、様々な要素を考慮して企画された
青春旅行は

「年がら年中どんより天気で自殺者が多い北陸の、
身投げのメッカ東尋坊探訪」



ということで。行ってきました。12月の話なんだけどさ。




朝5時に高円寺駅を出発。
通勤・通学の人々にまじりながら、ボックスシートでちょろっと
かっくらいながらののんきな移動は、11時間という乗車時間も
マッタク苦にならない。

閉めても閉めても窓が開き、砂ぼこりと寒気に耐えたインドの列車とは、
同じ種類の乗り物とは全く思えない。先進国日本素晴らしい。




そして長野などで何度か乗り換えをし、無事、初の日本海を拝めたという
わけです。

思いっきりガン寝してた鉄男おじさんを富山で降ろし、
カラオケレーザーディスクさながらの高い波をボーと眺めてたら、




猥褻物陳列罪ギリギリのこの人に迎えられながら金沢に到着。


サマソニでもお世話になったアパホテルは、ひとり3000円弱と格安ながら、
こぎれいでサービスが良いのでお気に入り。今回はアパ社長が開発したという
レトルトカレー付きのプランで予約。


カレー

中国の食品のパッケージによくあるように、「わたしが作りましたよ!」
アピール全開。わかった、よくわかったから、でも、あんまり露出しない方g
(以下自粛)まだ食べてないのでお味のほどは不明です。




ひとりで21世紀美術館をサラっと見学した後は、
日本各地の居酒屋をテカテカの顔で巡って
常連さんにからむことを生業としている
カリスマ呑兵衛・吉田類氏
が訪れたというおでん屋さんから


板前

ハシゴ先ではひょうきんな板前さんが素晴らしい魚料理を提供してくれた。

そしてまったく奇遇にも、高円寺でDJやったことがあるという若者カップルと、
彼らが前回の旅で知り合ったというおじさんらとともに楽しく飲み、
金沢一だというクリスマスケーキまでいただいてもた。


客

恐らく日本一有名なバーのママの「であいとわかれのさかばよ」の
一言が、じわじわ実感できるようになってきたのは、ようやく大人に
なれたということなのだね。

果ては日本酒にまで手を染め、ビジネスホテルなのにまさかの
露天風呂で、常連関西おばちゃんの話を聞き流し、気分最高潮で
1日目終了。
長かったけど早かった。

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| 【旅日記】日本 | comments(0) |
【旅日記?】バンコクよりもデリーよりも、西成。
狂ったおばちゃんが、バイクでこけてアクセル全開しっぱなしで倒れたままグルグル回って「何見とんじゃい!!!何見とんじゃい!!!」と叫び続けていた

という世にも恐ろしい暗黒エピソードは、魔都バンコクや
混沌のインドの話ではありません。

日本です。

その他、

結構路上で昼寝してる人がいるタイよりも昼寝してる人が多いとか、
物価が東南アジア並に安いとか、
女一人で歩けないとか、

この、異常なまでの衛生大国日本に、
この、外国人向けガイドブックの「注意すべき点」のページで
「盗難」についてはほとんど触れられていない治安良好な日本に、

そんな異質な街が存在すると聞いたら行くしかない。

つことで、もう数ヶ月前の話だけど、大阪、西成区潜入レポ、ここに記します。


西成(ひとり)ツアーを始める地点は、地下鉄の動物園前駅に決定。
駅のロッカーにバックパック入れて、いざ…


ダジャレ

よくも、まあ、こんな、恥ずかしげもなく、まあ…

腹がたってコメントしようもない駄洒落で出鼻をくじかれたが、ここからは
自分の中では最高レベルの警戒態勢でいきます。
ここから先の写真は全てiPhoneでの隠し撮りとなります。
Jailbreakしてシャッター音出なくしたのが、今ここで初めて役立ちます。

カメラはしっかりとバッグにしまい込み、地元感を出すためにちょっと
疲れた風な表情をつくり込み、地下鉄の階段を上がる。

と、そこは、寂れ気味の普通の街だった。

肩透かしをくらいつつ、ドヤ度の高いと言われているあいりん地区方面へ歩く。

なんだ、とりたてて別に珍しいものないじゃないか、とか、余裕かましてると、


80円

じわじわと、様子が


50円

ポッカとかなのになぜタイより安いの??


安宿

冷房付きなのになぜ台湾の大部屋より安いの???


やるぞ

何を????








これが西成カオスっ.....!!


アーケード商店街に入ると、もう昼過ぎだってのにシャッターは
ほとんど閉まっている。
ならばあんたがたは一体いつ商売する?

時折開いている店は、店主が死んで店閉めるまで、改装する気など
さらさらないであろうあばら屋飲み屋ばかりで、猫背のおっさんたちが
「他にやることもないから仕方なく」な表情で無言で酒をかっくらっている。

同じく猫背だが、その中にまじるほどのチャレンジ精神は湧き上がらなかった。
多分湧き上がらなくてよかったんだと思う。


道行く人は皆、悪魔とかに生気を抜かれたような顔をしており、それこそ
「彷徨う」という言葉が相応しい。

ドラクエで、街に入るといつも同じ人々があてどもなくフラフラしているが、
まさにあんな感じである。
この緊張感といい、まさにリアルドラクエである。
不意にくさったしたいとか、どろにんぎょうみたいのが襲いかかってきても
何となく不思議ではない雰囲気。

節電とか絶対関係ないけどすごく薄暗い商店街を抜けますと、
そこは夜の街。更に不穏度が増します。空気の濃さが変わります。


料亭

途方も無い数の料亭
西成はグルメの街だったんだね!
はい、ある意味、グルメです。よりどりみどりです。詳細はこちら

小心者ちびろっく、この写真1枚とるのにもビックビク。
さっさと退避しましょう。


映画

内容は至ってマトモなのに、高校の時行った新宿のポルノ映画館よりも
行きにくいこの雰囲気、一体なんだろう。
そして仮にも映画館なのに、DVDレンタルより安い、火・金の料金、
一体なんでだろう。


さらに南下していくと、


かわいそう

西成での商売がいかに厳しいかを物語るこの看板。
なにゆえ、そこまでしてこの土地でやっていこうと思うのか。
西成への愛なのか、もしくは誰かに相当の借りがあるか、
いずれにせよ物見遊山の人間には一生わからない何かがあるんだろう。


ここでお昼ご飯を食べる気にはならなかったので、そろそろ出ようとした時、
ヨレヨレのキャップを被った、よく東京ドーム周辺にいそうなチャリンコに
乗ったおっちゃんにナンパされた

「こぉ〜えんじから、あ、そー。おれしゅっしん、なかのでさ〜※◯★■☓」

何弁か、というか日本語かどうかすら微妙な喋り口のため、数十年前に
中野から引っ越してきたということと、なんか一緒に飲みに行きたがっていると
いうことしかわからなかったので、やんわりと、かつ早々に切り上げ、西成を脱出。

隣の浪速区に入った途端、街には活気がみなぎり、マジで国境を越えたかと
思うほどテンションの差がすごかった。

今まで行った海外のどの街よりも、一番気持ちピリピリした西成ツアーは、
インドの世界遺産・アジャンタ遺跡見学以上の達成感と、
ミャンマーの夜行バスでお坊さんの隣になった並の精神的疲労感をもって終了です。

次、万が一、気が向いたら、夜の西成の風景をお伝えしたいと思います。


《番外編》
今回も実家に泊めてくれる大阪の常宿主ヒデ君とその友達とで、
またも全く旅先感のない鳥貴族で飲んだのち、
ハシゴした先で、ここでもカオスがっ.....!!


Ganja

普通にダメ。




誰か!!!




インターホン押してみるべきだった。


最近、洗練されてきて、笑えるネタが少なくなってきた東南アジアの国々よりも、
色々とポテンシャルが高そうな大阪、これからも掘り下げ続けていきたいと
思います。では、ハバ ナイス ウイークエンド。


面白い
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| 【旅日記】日本 | comments(4) |
【旅日記】しゃぶしゃぶの世話してます 《長野・大鹿村編》
もう家がないから、日記のカテゴリが全部旅日記になっちゃう
Chibirock-blogへようこそ。




ここ、長野の大鹿村にて、前回の浮かれたバカンスストーリーからは
想像もつかないような生活を送ってました。

朝起きて、まず待ち構えているのは




めっちゃこっち見てる二十四ぐらいの瞳

かといって喋る訳でもないので「はよ飯出さんかい」のプレッシャーをものともせず、
時にはベロベロされ、時には吹っ飛ばされながら、1人数キロの草、
なんかのカスとかものすごい量を朝夕食わせる。




その合間にスレイヤー真っ青の爆音を奏でる機械でワラを切断し、




おなじみ、搾乳。でもヤギ。
毎日出過ぎるから搾るけど、家族ん中で飲むのはおかーさんのみ。
フランス旅行中、普通のチーズが買えず、しぶしぶ安いヤギチーズを
買ってたあの貧しい日々のことを思い出しながら、1杯いただいてみる。

ん。
飲めなくはない、が、もういい。




多分「鋤(すき)」という名の道具で、ナスとピーマンを定植。
何故「多分」かは、究極のB型人間であるおとーさんに聞いたら、

「そんな名前だったっけな〜」

と至極適当な回答をされたからである。

いいのだ、道具の名前など知らなくたって。
「アレ持ってきて」で通じればいいのだ、通じればの話だ。


さて、何故こんな僻地でこんな労働をしているのかというと。

ここはタイのパーイにて出会った絵描きのLEN君の実家。

牛やら田んぼやらで忙しいので、WWOOFerを募集しているとのことで
手伝いに来た次第である。

WWOOF [ ウーフ ] とは、何か?
お金のやりとりなしで、「食事・宿泊場所」と「力」そして
「知識・経験」を交換するしくみです。
有機農場や、環境を大事にする人たち、自然が豊かに残っている場所、
または人と人との交流を大切にしているところと、農業や、生き方について学びたく、
仕事や家事の手伝いをしてみたい人たちとをつないでいます。


まあぶっちゃけそんなに農業どうとか考えてないけど、普通に暮らしてちゃ
縁のない農家で手伝って新しいこと知ってそれで宿と飯がタダになるなら、
家なき子にはうってつけじゃないか!

とゆことで、こういうことになりました。




寝泊りは牛舎の上。
昼夜関わらずしばしば揺れるが、地震なのか暴れ牛の仕業なのかの
区別がつかない。
牛はまた、時に何かに恐れおののいているような奇声を発するが、
昼間の労働のおかげで、大して気にもならず眠れるのは幸い。

水道から出る水は、地下からの水が勝手に流れてきているのだが、
なんせ下から来るため、下の牛どもが飲みだすとしばらく断水する。
歯みがいてあとゆすぐだけのタイミングで断水することが非常に多い。
何の恨みがあるんだよ。と毒づくも牛優先社会には逆らえない。

水、出てる時に汲んどきゃいいということに気づくまで2日かかった

ほんとは牛が飲む水代だけで年間ん十万かかるところ、ここは山の水が
出っぱなしでタダらしい。
やったね!




そこかしこに立派な川が流れている。

ここらは中央構造線とかいう大断層でぶった切られており、
大地から凄まじいが出てるらしくてパワースポットとして知られている
場所らしい。

パワースポット…。おお何て胡散臭いワード。

LEN君に言わせれば、

「いい景色といい空気がありゃどこだろうが十分癒える」

さすが生まれも育ちも大鹿村、ドライなコメント。




今年、大鹿村の映画が上映されるらしい。
関わる人々は松たか子とかスーさんとか主題歌は清志郎とか、
ひっくり返るほど錚々たる面々。




その映画に出る店らしい。
ディア・ハンターみたいでカッコイイ。
今はなんも営業してないです。


大鹿村。

一部の人の間ではヒッピー村とかちょい特別視されてる村だが、
実際はフツーの人がフツーに暮らす静かな山村。
みんなここに居られることが幸せそうで、それが良い気を生み出してると
いうならば、ある意味パワースポットとも言えるかもしれない。


B型家系のこのユルユルファミリーとはすっかりウマが合い、
おとーさんなぞ仕舞いには恥ずかしげもなくブーブー放屁する始末。

たった10日ほどの滞在だったが、気分はもう「第二の家族」。
牛に振り回され疲れたが、またいつか、戻ってくるよ。


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| 【旅日記】日本 | comments(5) |
【旅日記】地元の人すら行かない!モヤモヤスポット京都・男山《関西編》
犬

この見た目だけは愛くるしいヒデ君ちの痴犬、推定80代。
滞在中何度犯されそうになったことか。
ピンピンコロリを目指して頑張っていただきたいとは思う。
そういえばあんなにヘコヘコやられた割に、この痴犬の名前を知らない。

ネバネバ

さ、お昼。

今月のオススメ品が変だが、くら寿司めっちゃうまかった。
最近気づいたんだけどあたし寿司が好きなんじゃなくて回転寿司が
好きなようで、回転してればそこそこ満足しちゃうんだけど
ここは全品100円にしてはうますぎる。
どうりで品川店はいつも行列なわけだ、っておい。
関西!寿司あんま名物とかじゃない!てツッコむだけ無駄です。
その時に食いたいものを食うんです。


電車でちょい行った所に、ケーブルカーで上に登れるところがあるらしい。
高所に行けばたいてい間違いはないので、行ってみましょう。

ケーブルカー乗り場のある八幡市駅には、関東地方にはないであろう
ローカル色ギンギンのコンビニと居酒屋1軒、その他


棒寿司

見本が逆に全然買う気を起こさせない棒寿司を売る店、

などで賑わっている。


ケーブル

まあ平日だけどさ。

我々の他は、まさかのスーツ姿のサラリーマン1人と、勝手に不倫であろうと
決めつけたカップル1組。

のみ。

何なんだ何があって何しに行く所なんだ男山とは。


furin

しかしグングン上がってくとやっぱりテンションも上がる。
馬鹿と煙は高い所に登るとはあながち嘘ではない。といつも思う。

しかし景色を楽しむ間もなくあっという間に頂上に到着。標高低!!


誰

道なりに行くと、まずはこの人に出迎えられる。
これが誰かとかいう説明は全くなし。誰だ。
どこのボーイスカウトだ。
何に向かって敬礼しているんだ。


ロータリークラブ

彼の目線の先には冬季休業状態のしだれ桜。
ロータリークラブからの贈り物らしい。
ロータリー?あの駅前の?

ロータリークラブ(Rotary Club)は、国際的な社会奉仕連合団体「国際ロータリー」のメンバーである単位クラブである。最初のクラブが例会場所を輪番(ローテーション)で提供しあったことから「ロータリー」の名がついた。by Wiki


まあ咲いてない桜なぞ最高にどうでもいい。

それより隣の馬鹿でかいこのモニュメントは何だ。


tower

とりたてて変わったものでもないが、これについても説明書きも
なぜかここ周辺の地図にもしれっと記載がないのは何故だ。
そういう訳ありモニュメントだったら訳を教えてくれないか。
しかし教えてくれそうな人はいない。というか人がいない。


edison

さてここのメインアトラクションはこのエジソン記念碑。

なんでこんな所に偉大なる発明家の記念碑が?
何につけても説明不足の男山においても、さすがにエジソンとなると
無視はできなかったらしく、由来を記した看板があった。

噛み砕いて言うと、ここの竹を使って電球のフィラメントを作ったから。

とのこと。

なるほど。こんな寂れた山から世界中で知らぬ人のない文明の利器が
生まれたとは、こんな寂れた山まで来た我々しか知り得ないであろう。
やっと来た甲斐を感じた。


地図を見るとハイキングコースがいくつかある。
どうせヒマだからこっから歩いて降りようとゆことで、一番長い
Bコースで行くことに。


しかしその方向に降りて行ってみれば、どこにもBコースどころか
ハイキングコースの案内は無い。
その気にさせといてどういうつもり?


竹

仕方ないのでそのまま下っていくと、確かにエジソンに選ばれるだけある
鬱蒼とした竹林に囲まれる。
そのまま進む。


アロエ1

はい、住宅街入りましたね。

一体どこでBコース終わったんだよ!
責任もってBコース謳歌させろよ!

てか何アレ


アロエ2

アロエ

怖!!!



モルボルがこんな閑静な住宅地に4体も…。
吉祥寺の楳図かずお邸がダメで京都のモルボルがダメじゃない
意味がよくわかりません。

ついでにお菓子でモルボルを作った神がいたのでご紹介します。
必見です。
食べられるモルボルを作ってみた


お、神社があるじゃないですか。
数少ないアトラクションなので見逃すわけにはいかないと、
妙に急な坂を上がって鳥居をくぐるが。


神社

そこにあったのは朽ちても誰も気にしなそうな境内と、
「寝泊りしないでください」と注意書きがあるだけあって
寝心地のよさそうな東屋と瓦礫の山。

はい、終了。

降りましょうか。

絶対そんじょそこらの老人じゃ辿り着けない高地にあるんだが
誰か用事があって来る人がいるんだろうか。


降りてくと線路にぶつかる。
線路沿いを歩けばいずれ駅も見えるでしょ、という考えのもと、
ちょっと景色の良さそうな川沿いの車道を歩く。


川沿い

ひたすら歩く。車道を。

こういうの、中国だとかインドだとかネパールだとかでよくやったな。
ここは日本だから、iPhoneで地図見れば駅がどこかわかるけど、
あえて見ずに歩いてみることにした。

おーいいじゃん、なんか旅って感じじゃん。


で、駅直前の路地裏で


八

どこにハチが???



ハチの巣どころかハチが群がる花も草木もないこの路地の
どこにハチが???

八幡市駅前のモヤモヤは最後の最後までいい感じでございました。

なんか男山が観光地なのか何なのか、イマイチ定義がつかめず
モヤモヤしたものの、結果的にツッコミまくった愉快な1日だった。


※来る時に来てれば立派でクリアな観光スポットとなる、と今日初めて知った。
こちら歴史好き健脚向けのパーフェクトコースと、大絶賛されている。
馬鹿にして悪かった。


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| 【旅日記】日本 | comments(2) |
【旅日記】名物摂取カロリーZERO、京都の旅《関西編》
おっす、オラ、ニート!

ガリガリガリクソンがハツラツとこう言っていたのを見て、
こうなったら終わりだなと思ってたあの日から数年。

胸を張って言おう、おっす、オラ、ニート!


中国で会った台湾人の友達が京都あたりに来ると聞き、

「あたしも行こうかな〜」
「うち実家いけますよ〜」

至極軽いノリで、旅仲間そして現ニート同士のヒデ君の実家in大阪に
投宿することとなり、京都・(初)大阪に突如進出を果たしました。

ニートだけにフットワークの軽さは抜群です。


その土地に来ただけでは「観光」したとは言わない。
来て何かを能動的に「観る」ことでようやく「観光」となるわけだ。
ちびろっく、せっかく来たんだから「観光」がしたい。

ひとまず比較的近くにあった清水寺に登ったりした。

清水

中国よりはるばるお越しのご一家。
さすが世界遺産。

充電

携帯充電器もドライヤーも完備。
さすが世界遺産。

いいね清水ね。
いいんだけどより一層気になったのは、

近くのお土産物屋で売ってたなんとか四天王の木彫り、高い物は良い物と
思い込んでる中国人しかターゲットにしてない価格設定、25万円

チェコにメタル四天王拝みに行くのより高いじゃないのさ!

とか、


ラー油

どいつもこいつも口を開けばラー油ラー油な世の中だが、これは
舞妓はんもヒィーヒィー言っちゃうハバネロ入りのラー油らしい。

中年カップルが試食し、「辛!!」と店の期待通りのリアクションを
してくれているところ悪いが、四川省とインドをクリアした我々には、
ピリっとすらこなかったよ。味覚が崩壊したのかもしれないね、

とか、


ビック

JRの切符売り場と改札が設置されたアクセス抜群のビックカメラで、脱出方法が
わからないほどにコックピット状態のマッサージチェア

日本にロボコップな世界が来る日を間近に感じたり、

とか、


天一

京都発祥のカルト的人気を誇るラーメン屋、天下一品を鮮やかに素通りし


ラーメン

ヒデ君オススメの長浜ラーメンでお腹いっぱいにしときつつ
鳥貴族に飲みに行って帰宅してごっつとか見ながら飲んで、

とか、






ほんと京都ごめんなさい。



次回は県外からの来客率、自信を持って0パーなモヤモヤ観光地をご紹介します。


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| 【旅日記】日本 | comments(4) |
【VOW!】もやもや観光地、ナスどうぶつ王国の内部に潜入 後編
《前回までのあらすじ》
前編こちら
ちびろっくは友人と訪れた那須高原にて、ひょんなことから
「那須どうぶつ王国」へ入国することになった。
そこには訪れる者の生気を奪い取る、ただならぬ負のエネルギーが
渦巻いていた。はたしてちびろっく一行の運命やいかに!


目眩を覚えながら、「有料フォトスタジオ」の外に出ると、わんちゃんコーナーでも
壮絶な光景が。

ぐったり1


犬種を越えて全犬がぐったりというか身動きしない。
死んでいるのかもしれない。

あのね、そろそろ言っておきますけど、今日の気温は20度弱
我々人間にも、おそらくおおかたの動物にも、ダメージを与える
気温ではないと思うんだ。


ぐったり3

だからこういうのは暑さのせいじゃないと思うんだ。


ぐったり2

だから何かかがされたりとか、何か食わされたりとか、しまいにはカッコーの巣の上でよろしく、ロボトミーとか、なんか、その、言いたくはないがそういうことしか考えられないんだ。


この王国を牛耳るとてつもなく巨大な影を想像して足取りが重くなるが、
ここまでくると意地だ。まだ進む。

さてここでは、犬飼いたいけど飼えない人の弱みにつけこんで、1時間800円という
高額な料金で、犬・レンタルサービスを提供しているらしい。

園内を飼い主気分でつれて回れるようだが、そんなレンタル犬についての
注意書きを発見。


レンタル

「勢い良く吠えるレンタル犬がいます」

この部分に感じる無責任なにおい。

「吠えないようにしつけてはないけど、ちゃんと吠えること事前に伝えたからね。
あらかじめそこんとこ知っといてね。」

そんなふうに読み取った我々が、屈折しているのか、それとも書いた側か。
もうどちらでもいい。


どっと疲れが出たところで、鳥の館発見。
入り口には立派なフクロウが鎮座している。

ふくろう


こっちはせっかく気にもしていなかったのに、傍らに、「鳥に鎖をつけている理由」
書かれており、環境に慣れさせるためなので〜云々とあるが、
これまでのこの王国に与えられた不信感により、
何を言われてももう我々の耳にも目にも入らない。


アヒルや南の鳥などで適当に構成されているこの鳥の館の真ん中に、
「鳥におみくじを取ってこさせる」という
全然財布の紐がゆるまないサービス

看板を発見。 もちろん係員ご不在。
「これやりたーい!」と、わざわざ係員を呼びにいく客が現れるとは
到底思えず、このまま消え行くのが目に見えておりうら寂しい。


疲れも限界に達したところで、イベント会場へ入ってみる。
ドッグレースが行われている様子。
するとすると、これまでの寂れたテンションとうってかわって、
怒号にも聞こえるほどの大歓声。

この渦巻くエネルギーに息苦しさを感じたちびろっくは、ただちに
きびすをかえして一人外へ。

外でこれまでの惨状を、こっそりと王国外の人々へ報告していると、
友人たちが戻ってきた。

「客と主催側の一体感が尋常じゃなく恐怖を感じた」



友人撮影。
「犬に馬乗り。赤トレーナーにJEANSにウエスタン。ん〜アメリカ〜ん。」
ここで冒頭のカントリーソングの理由が明らかに。


すっかり動く気もなくなったちびろっくをおいて、友人たちは水族館へ。
数分で戻り、一言

「見なきゃよかった」

何を見たのか聞く気も起きなかった。


しかし何が一番怖いかというと、この王国内になりひびく不協和音を
我々以外感じていないようで、周囲の客たちはいたって楽しそうに
過ごしていることだ。

「おとうさん、犬がいるよ!」
「ははは、はしゃぎすぎて転ぶんじゃないぞ!」


↑イメージ


なんだここなんかやばくね?

頭をよぎるのは、

観光ツアー客が通るときだけ、健全な生活を装う北の国、

映画を撮影するために一人の男の人生を作り上げた
ジムキャリーのあの映画、

はたまた世界各地にはびこるカルトしゅ…
(以下自粛


これは我々を取り込もうとする作戦なのだろうか。

だめだこのままだとマジでダークサイドに堕ちる!

残りの館は全部ブッチして、足早に王国を脱出。
4人全員が揃っていることを確認し、例の「ナス」の文字を横目に
気持ち足早に退散した。

無事に脱出したはいいが、実のところこの日からちびろっくの
身体からは、倦怠感が抜けない。
寝ても寝ても倦怠感が抜けない
むしろ倦怠しすぎて眠れない。

こうなってくるとこの王国で、なにかもやもやしたものを吸収して
しまったとしか思えない。
どなたか聖水とかエリクサーとか万能薬みたいのをください。

このブログや、わたしのツイートをみて、むしろ行ってみたいと思ったあなた。
こっちの世界に返ってこれなくなっても責任はとりませんのでご了承ください。

評価:
コメント:痛いし辛いが美しい。 実はバックトゥザフューチャーのドクが出てるって知ってた?

評価:
コメント:残酷だがよくできてるよ。自分だったらラスト自殺。

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