Chibirock-blog

ロックなバックパッカーの日常
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良い物
スペクテイター〈29号〉 ホール・アース・カタログ〈前篇〉
スペクテイター〈29号〉 ホール・アース・カタログ〈前篇〉 (JUGEMレビュー »)

本関係者や読者から集めた自力で生きていくための道具を、自力で選ばせるホールアースカタログは、「インターネットが無かった時代のGoogle」と言われ伝説化。最終号に掲載された「Stay hungry, Stay foolish」のフレーズを引用したスティーブ・ジョブスをはじめ、今となっては大物となった人物も大勢このカタログに大層影響を受けていたとか。そんなカタログ気にならないわけない。と、この本で日本に及ぼした影響だとか実際に作った人のインタビュー(後編)とか読んでから、本物を渋谷の古本屋まで見に行ってしまった。英語びっしりだし今カタログから買い物もできないしで買わなかったけど、1万2千円なんて値も納得のいい貫禄だった。
良い物
Songs & Portraits
Songs & Portraits (JUGEMレビュー »)
Third World Love
少し前から日本にもやってきはじめたイスラエルジャズ。4人ともどもイスラエルをはじめ、世界中で活躍する凄腕。ぜつみょーなジャズ&地元音楽のミクスチャーを実現しております。
良い物
まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)
まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書) (JUGEMレビュー »)
山井 教雄
ちびろっくのようなアホにもわかる、漫画で解説パレスチナ問題。ユダヤ人とパレスチナ人の子供、猫でお送りする。どちらの側に偏るではないバランス感を保ちつつ、最後は意外なクライマックスを迎え、じんわりこさせた。



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【旅日記】空飛ぶ野菜炒めの街の話【長文】《タイ・ピッサヌローク編》
ソンクラーン始まる前から全身ずぶ濡れになった。
氷入りの冷水をぶっかけて来る奴には、水鉄砲でひっぱたいて
やりたくなるが我慢。

ずぶ濡れのまま電気屋に行ったらエアコンで更に冷やされ、
最終的にテンションダダ下がりで疲労感たっぷりなう。

ずぶ濡れついでにずぶ濡れな日記アップします。

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バンコク→チェンマイ→パーイ→スコータイ

と、北上そして南下して参りました。




スコータイは遺跡で有名。
しかし公園のように整備されて味気ないし、そんなに
じっくり見る立派なもんもないので1時間半で終了。

でも、早朝誰もいないところをサイクリング&散歩するのは
気持ちがよかった。

ので、良し。




あれ、暇じゃね?

となったところで、こっからバスで1時間のピッサヌロークと
いう街では、野菜炒めが空を舞うという情報を得た。

炒まった野菜をフライパンからオーバーヘッドのごとく後方へ飛ばし、
それを別スタッフが皿でキャッチするという曲芸。

野菜炒めに1時間…。

このままチェックアウトして向かうか、行ってまた戻るかちょい考えて、
急ぐ旅でもないので日帰りで行ってくることにした。


バスで何となく着いたピッサヌローク。
地図のとおり3キロほど車道を歩いたら街の中心地風な
通りに着いた。




観光客は全くおらず、英語の看板もない。
ポリ公もニヤニヤするばかりで役に立たない。

空中野菜の店はナイトマーケットで出るので、まだ数時間あるんだけど、
地方都市独特の必要最低限な商店街が広がるこの街、時間をつぶすところが
何も無い。




ので、お得意の立ち読みと、ちょいとだけ英語話せるおばちゃんの売店で
見た目通り雑草の味がするジュースを飲み、数時間をやり過ごした。


おばちゃんに言われた方向に行ってみると、マーケットの
最後の最後で見つけたこの看板。




字は模写したにしても異様なまでに下手だが間違いない。




紛れもない、これが野菜キャッチ台だと、その存在を認めた途端、
マーケットのビニール屋根を石つぶての如く叩きつける大雨が!!

なにこのタイミング!!

雨じゃ、できないじゃん!!


10分程待ってはみたものの、雨は激しくなるばかりで、こんな端の端だし
客の入りも疎ら。
それでもこんな所、金輪際来ないであろうからと粘ってみるも客も
雲の切れ間も見えそうにない。

途中、ロンプラを抱えた屈強そうな欧米人が2人、何かを、というか
まさしくアレを探している様子でやってきたが、あまりの盛り上がりの無さに
席にもつかず引き返して行った。

ので、もう野菜炒めも諦めてなんとなくBoiled rice with fishという
料理を頼んでみると、なんてことはない、羽虫3匹浮いた
得に味もしない魚のお粥。





そうだそうだ。
帰ろ。
雨弱まった今のうち〜。


大通りのホテル向かいで、スコータイ行きのバスに乗れるというので
歩き出したその途端、またも大粒の雨が…。

しばらく軒先で雨宿りしてみるが、雨が止むわけでもなく、親切なタイ人が
「どこまで行くの?送ってってあげるよ!」とオファーしてくれるでもなく、
ただただ時間が過ぎる。


バスまだあんのか…?

軒先を辿りながら、それでも結局びしょ濡れになりそれらしき場所へたどり着くも、
バス停らしからぬものは無し。
ひとまず傘だ!と、ショッピングセンターに入るが、すでに店は閉まり始め、傘、
見つからず…。

大雨の中、バスターミナルまで車道を数キロ歩く気力もないので、タクシーを
ひろおうと表通りに戻ってみるが、何故だか通るタクシーすべてにシカトされる。
空車ランプが出てるにも関わらず。

ああ。

野菜炒めも飛ばなかったのに。
なんかかわいそうあたし。


ついに独り言が口をついて出てくるようになった頃、なんか呼ばれた気がして
振り返ってみると、手招きする松崎しげるがいる

寄ってみると、しげるはシャッター閉まった店の前のテーブルで、真っ暗な中、
日本じゃ見慣れない果物を食っていた。
真っ暗だししげるだから、それまでそこにいることに全く気づかなかった。

一体何をしているんだしげる

彼はかわいそうなあたしを見るに見かねたらしく、流暢なタイ語で今の状況を
説明してくれた。
99%わからない。

知ってるタイ語を駆使して、バスターミナルへ行ってスコータイへ帰りたいと
説明してみるが、どうやらもうバスはないとか言ってる模様。
しばらくすると、ちょっと待っててと指で示しながら、どっか歩いてった。

数分後戻ってきたしげるは、遠くの誰かに手を振っている。
するとバイクに乗った青年がやって来た。

ワオ!!このしげる救世主(メシア)であったのか!!
どうしてくれるのかはわからないけど、事態は好転に向かっている!!

超ありがとう!と、しげるに心から感謝の言葉を述べ握手をし、青年の後ろに
またがった。
青年は数メートルバスターミナルと逆へバイクを走らせ、友達だか家族に
何やら伝えた。

英語だかタイ語だかもよくわからないが、彼らはもうスコータイ行きのバスは
無いはずだから、タクシーで帰りなさい、高いけど。と言う。
タクシー使っちゃったらピッサヌロークに1泊した方が安いよ…。

チェンマイ行きのバスとかが多分スコータイ通るだろうと伝えたところで
乗合タクシーが通りかかり、彼らはそれを止めてくれた。

ありがとうありがとう!
できればバイクで送ってほしかったけど、なんて思ってなんかないよ!と
大きく手を振り、晴れてバスターミナルへ。


バスターミナルへ着き、スコータイを経由するバスのカウンターで、次何時?と
聞くと、お腹の大きな女の子は、

「1時」

と、申し訳なさそうに言う。

今、9時。

4時間も、もう、待って、られない。

タクシーがいいんじゃないか、と当然の提案をされて、いくらか聞けば、
バス代の20倍、スコータイの宿代の4倍、600バーツと言う。

ですよね。

でも、帰りたかった。

4時間待つでもなく、この街に1泊するでもなく、今、帰りたかった。

この日初めて、終電逃した人が莫大なタクシー代を出して家に帰る気持ちが
理解できた。
漫画喫茶行けばいいじゃん、とか不思議だったけど、帰りたいものは
帰りたいのだ。

清水から飛び降りる覚悟で、タクシーで帰る、というと、彼女はどっかしらに
電話をかけて、しばらく話し、電話をあたしに渡した。

陽気な若い男がタイ語でなんか言ってるが、さっぱり分からないので
適当に相槌打って電話を返すと、彼女はタイ語で「30分」と。
ああ、待て、ということか。

お粥もマトモに食べなかったし色々疲れたので、セブンで蛍光黄緑色の
クリームパンを買い、一気に食べた。おいしかったしなんか落ち着いた。
サンキューシュガー。


思いの外早く、彼女が呼びに来てくれた。
タクシーの運転手はインパルス板倉から屈折した部分をなくしたような
青年で、元気に「サワッディーカップ!」と挨拶する。

何故か彼女も助手席に乗り込んできた。
そこで、ああ、夫婦だなと感づき、聞くと、夫がテンション上げてきて、
「イエス!ベイビー!9マンス!」

タイ語で、分かりやすいようにハキハキと何か色々問いかけてくるのだが、
ハキハキされてもそもそも単語がわからないので理解できず、申し訳なく
マイ・カウジャイ(わかりません)を連発。

チェックアウトして荷物そのまま持ってきてれば、これ以上用のないスコータイに
戻る必要もなく、このままバンコク行けたのに、宿代もタクシー代も、
明日のバスターミナルまでのバス代も節約できたのに、

とか、どーにもならないこと延々と後悔しつつも、誰かに騙された系の
ハプニングじゃなくて良かったなと、前向きな部分もまだあった。
騙されちゃうと、騙された方も注意不足とはいえ、その国がちょっと
嫌いになってしまうからね。
むしろ、結果的に最悪に近い事態になったものの、少なくとも人は親切だった。

600バーツは新生児のお祝い金ということにして、いちお気持ちは
丸くおさめた。

しかし最後の最後で。

さっきまであたしが泊まってるホテルのカードをめちゃめちゃ読んでたくせに、
なぜかバスターミナルで降ろされそうになり、ホテルまでの追加料金150バーツを
払うハメに…。

悪気があったわけじゃない。
バスターミナルから宿までは、20分近くかかるのだから。
でも。でも、こんなところで降ろされても、どうしようもないって、わかって。

野菜炒めが飛ばなかったピッサヌローク、この先何度タイに来るか
わからないけども、これだけは言える、二度と来ない。
ピッサヌロークが悪い訳じゃない、でも、来ない。

この日から天気が崩れまくり、バンコクでも超冷えて、
この時期にはありえない長袖パーカーを引っ張り出すことに。

スコータイ遺跡見に行った時に晴れててよかったなあと心から
思えるようになったということは、多少はネガティブ思考癖が
治ったのかもしれない。

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| 【旅日記】タイ | comments(4) |
ヒトチャン (2011/04/13 1:17 PM)
今ケータイで読み進めている間、立て続けに起こる出来事に、大丈夫あんたには強運があるじゃないかと、言い聞かせ、壮大なクライマックスが!と信じて読んでいたよ。
旅は道連れ世は情け、
なんて昔の人はよくゆったもんだよ。

長野の桜はまだお預け。
空飛ぶちびろっく (2011/04/13 1:24 PM)
携帯で読んだらさぞかし長かろう、お疲れさまでした!
何とかなるとはどっかで思ってたけど、まさかしげるに助けられるとはね。
これから彼を見る目が確実にかわります。
くる (2011/04/13 3:29 PM)
リアルしげるは救世主でも何でもない、ただのゴン黒オヤジだ!気をつけろ!!

あんた、ホントに運がいい。牛か犬のう●こもついてんじゃないか?

5月の帰省まで、ひまひまを満喫したまえ。
空飛ぶちびろっく (2011/04/19 12:11 AM)
しげるなくしてはあたしは助からなかったよ。
しげるには今後頭が上がらないよ。
ほんとに運だけでやってこれてるね。
ウンコには今後頭が上がらないよ。