Chibirock-blog

ロックなバックパッカーの日常
<< October 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
ブログ主・Chibirock
profilephoto
切手と古いマンションが好き。 そうそう、ブログ引っ越しました。 http://chibirock.net/wordpress/

Chibirockいろいろ
■Chibirock-Web■

↑Chibirockがタラタラつくる、
ひもじくも 愉快な世界旅行記サイト。
世界のすごいものダメなものを研究、報告。

■Brali Magazine■

↑伝説の旅雑誌、旅行人に続け!Chibirockコラム&旅行記連載中のWEB旅マガジン。 ..............................

Kaori Murakami

Create your badge ..............................

ここ最近よく聴いてる


..............................
www.flickr.com
chibirock's items Go to chibirock's photostream
良い物
スペクテイター〈29号〉 ホール・アース・カタログ〈前篇〉
スペクテイター〈29号〉 ホール・アース・カタログ〈前篇〉 (JUGEMレビュー »)

本関係者や読者から集めた自力で生きていくための道具を、自力で選ばせるホールアースカタログは、「インターネットが無かった時代のGoogle」と言われ伝説化。最終号に掲載された「Stay hungry, Stay foolish」のフレーズを引用したスティーブ・ジョブスをはじめ、今となっては大物となった人物も大勢このカタログに大層影響を受けていたとか。そんなカタログ気にならないわけない。と、この本で日本に及ぼした影響だとか実際に作った人のインタビュー(後編)とか読んでから、本物を渋谷の古本屋まで見に行ってしまった。英語びっしりだし今カタログから買い物もできないしで買わなかったけど、1万2千円なんて値も納得のいい貫禄だった。
良い物
Songs & Portraits
Songs & Portraits (JUGEMレビュー »)
Third World Love
少し前から日本にもやってきはじめたイスラエルジャズ。4人ともどもイスラエルをはじめ、世界中で活躍する凄腕。ぜつみょーなジャズ&地元音楽のミクスチャーを実現しております。
良い物
まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)
まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書) (JUGEMレビュー »)
山井 教雄
ちびろっくのようなアホにもわかる、漫画で解説パレスチナ問題。ユダヤ人とパレスチナ人の子供、猫でお送りする。どちらの側に偏るではないバランス感を保ちつつ、最後は意外なクライマックスを迎え、じんわりこさせた。



<< 【旅日記】再びサボテンと対峙、なぜか爆笑の家族旅行《静岡・伊東編》 | main | 【旅日記】【長文】西成の道端で飲んでたらこんなことになった〜ビフォア・サンセット 《大阪・西成編》 >>
【旅日記】西成の道端で飲んでたらこんなことになった〜ビフォア・サンライズ 《大阪・西成編》
旅先で出会った人の地元を訪れ、別の旅人が旅人と旅人じゃない人を呼んで
こんなものを食うことになった、

という流れで見ると、人生てのは先が見えないから面白いのだと本当に思う。


コオロギ

一応言っておくが、これはコオロギの串揚げね。ゴキじゃないからね。
そして、ぱりぱりしておいしい。サソリも。

一緒に旅した人、こないだ会ったばかりの人、今日初めて会った人、
大阪ジャンジャン横丁飲み、楽しかったです。ありがとう。また飲みましょう。




しょっぱなシメ?

ではなく、

今回の関西旅行記はここから始まります。


ここのジャンジャン横丁から1本道をはさんだ向こうはそう、西成区
日本で唯一暴動が発生したことで有名で、ちびろっくが
かつて、ひとり怯えながら練り歩いた、西成区

飲みの後、最終的に残った関西地元の3人と、

禁断の飛田新地ナイトツアー

に出ることとなった。

前回は、見えない何かに押し戻された気がしたので、入り口で引き返した
飛田新地。ここがなにかと言いますと、こういうものです。
要は赤線地帯です。

さあ、酒の自販機がダイドードリンコレベルで並ぶ商店街をくぐって
向かおう赤線地帯へ!←ひとりじゃないからとっても気楽


鯉のぼり

初っ端出迎えてくれた、季節感あふれる鯉のぼり。
この街を行きかう人のみならず、鯉のぼりまでもが死んだ魚の目をして
垂れ下がる。
いや、いいのか生きてないし。どっちでもいいや、もう。


いらっしゃいませ

何に対してのいらっしゃいませか。


股間

もっと治すべきものはたくさんありそうなものだが、コカンかゆいあなた、
恥ずかしがらず小学生並みの正直さをもって、薬局にかけこもう。
「コカンかゆい!」と。


飛田

ほのぼのとしたアーケード街を左に折れると、ついに突入、飛田新地

通りの両側にずらりと並ぶ、「料亭」と嘘つく店はすべて開け放たれており、
微笑む姫+おばちゃんのコンビが玄関先で客を待つ。

撮影バレたら首根っこつかまれて組合に連れて行かれるので、勇気ある方が撮った
この動画で雰囲気を感じてください。




男3人が先に歩くと、おばちゃんが愛想振りまき、「寄ってきな〜」。
1歩下がってちびろっくが行くと、その笑顔がサッと消えて

「なんだよ女連れかよ」

舌打ちとともに、尋常でない露骨さで不快感を表明。
サーセン!冷やかしてサーセン!

おばちゃんの目は見ないようにしながら、碁盤の目状の通りをぐるぐる徘徊。

ピチピチヤングな通りを行けば、あらビックリ、

まばゆいほどに見目麗しいお姫様のオンパレード♥

露出多めのお水服、着物、メガネ、ジャンルは多彩だが姫自体のクオリティの
高さがハンパない。
20分15kだろうと、これだけのカワイさ保証がされてぼったくりもないとなれば
安いもんだよ、寄ってきなお兄さん!
ちびろっく、次回男に生まれたら迷わずここ来ます!

赤線とか遊郭とかいう響きから、荒くれた場末な光景を想像していたのに、
独自の秩序が保たれる中、その機能をストイックなまでに果たすこの街が、
なぜなのどうして、崇高な場所に見えてくるのはなぜなのどうして?

いささかキンチョーしながらの、遊郭散歩終了。
案内してくれた松浦氏が帰宅し、残った者は西成泊決定


実は残った2人は中国やインドタイを一緒に旅したヒデ君とみっきー。
まさか大阪のスラム街でまた宿を探して一緒にうろつき回るとは、変な縁だな。


東京だったら破格の、一泊2000円のバックパッカー宿すら「高い」とスルーし、
決めたのは1000円カラーテレビ付きのホテル・ダイヤモンド。




午前0時をまわろうとしているのに、受付周りには5、6人の小学生が
今どき「ポチ」と名付けられた犬とキャッキャはしゃいでいる。

話しかけると、恥ずかしがるでも訝しがるでもなく、淡々と受け答えする。
外部の人間のあしらい方をよく知ってるような印象。さすがだ。

「部屋ありますかあ」

と、受付の爺に聞く。

無事に2部屋空きがあったが、渡されたのは鍵ではなく、

「本日のあなたの部屋は723号室です」

と書かれた紙切れのみ。

鍵は、いらないのか。
ここに泊まる人間には失うものがないからなのか。

0時を過ぎたら止まる、というエレベーターに最後の仕事をしてもらい、
7階の自室へ。


部屋

ダイヤモンドって名づけた馬鹿野郎でてこい。


おめこ

ふと壁に目をやると、何かの暗号が殴り書きされている。
振り返ると、


オカマ

逆サイドの壁には更に別の暗号。


その他、「火水土」「月木金」等と、様々な暗号が記されていたが、
ことさらどうでもよくなってきたので、表に出ることにした。


外で飲もうということになり、買い出しに。
行く先はもちろん、

節電なぞどこ吹く風、24時間てんかん起こしそうな
ネオンギラギラのスーパー玉出


に決まってる。


安い

どういう手を使ったら、日本でこの価格で商品がご提供できるのか?
惣菜はほとんど100円、寿司6艦詰め合わせでも200円を切る勢い。
おかげさまでこの時間でも、フリーズしたかの勢いでお惣菜を超・吟味する
日雇い労働者の方が大勢お越しになる。


メタルインドカレー

ちびろっくの為に作られたとしか思えない、メタルとインドカレーの
マリアージュだが、まずそうなので普通にスルー


ビール等を買い込み、「こないだあそこで飲んでたんですけどね」と
ヒデ君に誘われたのは西成消防署の真ん前の路上
「ここなら大丈夫」と、根拠はよくわからないが自信ありげな彼を信じて
座り込んで二次会開始。

ここで出会った、コンちゃんと名乗るエキセントリックなおっちゃんの話を
聞いていると、早速酩酊状態のおっさんが、ライターを貸してくれと
話しかけてきた。


まっちゃん

そしてそのまま座り込んだおっさんは、まっちゃんと名乗った。
そこら辺の安宿に住んでて、最近は週1,2勤務。優雅なもんだ。

「そこの、ゆり、っていうバー、2号店まで、あるんでよ、一度行って、
金なくなったから帰って、また行った。1万8000円使った。」


あんた週1,2の労働で、何でそんな金もってんだよ!
と、もれなく全員でツッコむと、生活保護の恩恵だと言う。素晴らしき生活保護!
バーのママにつぎ込めるほどの金をやる必要があるのかとか、そういうこと
じゃなしに、まっちゃんが、まっちゃんらしく生きるために必要な金なのだと解釈。

「ゴミは持って帰れよ!」

と、自警団と思しきおっさんがサラッとチャリで通りかかったと思ったら、
今度はまっちゃんの友達のイワちゃんがまたもチャリで乗り付けてきた。

※この後やってくるおっさん達の9割はチャリに乗ってくるので、今後は
いちいち言わないことにする。


まっちゃんほどでないものの、やっぱり酔いどれイワちゃんは、ちびろっくの
買ったばかりの爽健美茶を見て、「それ飲んでいいか」と。
玉出で異様に安かったので差し出すと、気持ち良いほど遠慮なしに飲み干し、
開口一番

「飲む前にちゃんと断ったから、いいんだよ」

いいんだよ、っていいけど別に誰も責めてないのに何その弁解!

まっちゃんは繰り返しゆりのママの話をしながら、ちょいちょい
刺激的なエピソードをはさんでくる。

「こないだよ、女、部屋に連れ込んでよ、後ろから舐めた。でも勃たなかったんやけど、朝になったらやっと勃ってよ。」

「それ朝勃ちじゃね?」



という、アラサーとアラシックスティーの会話とは信じがたい、低レベルな
会話が延々と続く中、消防署の方々は、通常の消防署にはないような
鉄門と頑丈なシャッターを都度都度開け閉めしてひっきりなしに
出動されていた。

お仕事ご苦労様です!


買ったばっかりのタイガースキャップをくれるというまっちゃんをたしなめ、
明日の西成朝市に寝坊しないよう、引き上げることに。


言われたとおり本当にエレベーターが動かなかったので、酔っ払ってんのに
7階まで階段をのぼり、なんとなく布団を広げたくなかったので、たたまれた
状態の布団に腕組みしたまま寝転んだ。

こんなおどろおどろしい部屋で寝られるかという当初の不安をよそに、
ものの1分で気絶し、西成の夜は更けていった。


笑撃の西成・朝市編に続く。


JUGEMテーマ:旅行
↑↓ここら辺クリックすると来世で金持ちになれます

にほんブログ村 旅行ブログ アジア旅行へ にほんブログ村 旅行ブログへ
| 【旅日記】日本 | comments(0) |